ただ怪我しないように一生懸命登って下りるだけ。枯れ葉をしゃかしゃか踏んで進む音も、山頂の無音も、遠くに連なるブルーのトーンも、ただ朝から夕暮れまで一緒にいただけ。そのうちいったい何を聞いていたんだっけ、何を見ていたんだっけ、と思う。絵もそんなのがいいと思います。
2020.11.30