下地は大事
パレットはつぎの絵の下地だ。色が混じりガサガサに隆起している。
パレットの木地が絵具でうまってきたら、道具としての仕事を終えて、絵になることに移る。下地がもたらすちょっとした響きは、描きあがり間近においそれとつくりだせない。
町田康さん「夫婦茶碗」を久々に読み返したら、そこにもやはり下地の大切さが綴られておりました。同感。
2017.04.04
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