6/4と6/5に「渋谷公園通りギャラリー」でこどもたちと4回、
6/11に「かぞくのアトリエ」で親子のみなさんと1回ワークショップをしました。
色も声もいろどり豊かでした。
わたしもみんなみたいな絵描いてみたいと惚れ惚れしました。
「こんな景色を描き表してみたい」と思うそれぞれの「わたし」が、
「絵」というかたちでまっさらな画用紙に表れてくるようすは尊いものです。
ワークショップをするとき「講師」と言ってもらえたりします。
でも教えることなんてひとつもないです。
声をかけて緊張をお互いほぐしあってみたり、(わたしもみんなと同じように緊張している)
筆を洗う水をいつも綺麗にかえておいたり、
いろんな種類の色の絵の具をたんまり用意したり、
思い切り汚してもいいように敷物を敷いておいたり、
筆使わないで指で描くのも気持ちいいよと言ってみたり、
そんなことができるくらいです。
それに、絵はひとそれぞれの内側の表出だから、
もしそれについて教えるような絵描きがいたらロクでもないって思います。
そもそも絵を描くテクニックなんてないほうがいいんじゃないかとさえ思いますし。
絵が生まれる瞬間にたちあうことで、わたしはもっともっと絵が好きになります。
ワークショップ、わたし自身が成長のきっかけをもらっているかのようです。
そして、一緒に紙芝居作りをしている小島聖さんの声に
いつも新しい景色を見せてもらっています。
もはや聖さんの声だけでなく、聖さんの感性の色もなくてはならないもので、
そのことを嬉しいなと思っています。
これからもマイペースに続けていこう。
ワークショップのレポートはこちらから。
渋谷公園通りギャラリー 美術展ナビ
https://artexhibition.jp/topics/news/20220610-AEJ837723/
かぞくのアトリエ
https://kazoku-no-atelier.com/news/43045/
2022.06.15