「きっとあの人は眠っているんだよ」

 

2017年に刊行された穂村弘さんのご著書が文庫化されました。
この絵を描いた〆切までのラスト3日間、不思議な体験をしたものです。

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309418100/

カバーデザイン:折田烈さん(餅屋デザイン)

2021.05.01

「胃袋」に壁画

 


沖縄南城市にあるレストラン「胃袋」に壁画を描いてきた。

今帰仁の浜辺で夕陽を眺めていたら、うすらピンクの落陽がグレイの重たい曇天と溶け合い出し、 色が交じって私の焦点は奪われました。

とらえたいものがなくなり、何色かもわからなくなった。

そんな景色を掌で描いた。



店主の関根麻子さんは、描画中、わたしが描いてきた旅のスケッチを受け、即興で料理を作った。

畑のすみで育った名もない自然交配された葉(ウイキョウとニンジンの葉が混ざったような味)、莟、湧き水の横に顔を出した赤ちゃんのような新芽、わたしたちが気づかないようなミクロを見過ごさず料理するから、食べれば感性がポンポン小爆発する。絵と料理が行ったり来たりした。
こんな時間があるなら絵を描いていてよかった、とシンプルなことを思う。



旅しながら壁画を描くのはこの上ないことだった。
なにより壁を分け与えてくれる店主の度胸と寛大さに恐れ入る!
こんな友がいるならやっぱり絵を描いていてとてもよかった。



そしてその時間を撮りに訪れてくれた写真家の在本彌生さんの熱ももちろん壁画に染み込んだと思う。

2020.4.5

箱の中の風景

 

井藤昌志さんの「IFUJI」オーバルボックスのことについてお話を聞いていただきました。

文:田中のり子さん 写真:大森忠明さん

 https://laboratorio.jp/pages/%E7%AE%B1%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AE%E9%A2%A8%E6%99%AF-%E7%AC%AC16%E5%9B%9E

「ちゃちゃぽやったマーメイド」 刊行

 


2020年ペルーの田舎を旅しました。
毎日、車でデコボコ道を2〜3時間移動し、険しい山道馬に股がり、空気の薄い山を登り、四方八方崖っぷちの霊廟に囲まれ、民族衣装の原色にわたしの眼玉も活気づき、死者の魂に常に見守られ、とにかく死生観がブルブル揺さぶられました。
いまだ解明されていない古代文明「チャチャポヤス」の歴史を共に辿った、俳優/小説家の戌井昭人さん、写真家のたださんとつくった奇妙奇天烈ナンセンス・コラージュ絵本。(もともとは紙芝居でした)
旅のスケッチブックが受けた雨や土や光や死者の気配が思い出されます。
SWITCH/Coyote編集長の新井敏記さんによる寄稿が挟み込まれています。

『ちゃちゃぽやったマーメイド』(スイッチパブリッシング)
https://www.switch-store.net/SHOP/GO0022.html

2021.04.01

ブレイディみかこさん「転がる珠玉のように」

 


「婦人公論」でブレイディみかこさんの新連載「転がる珠玉のように」が始まりました。絵を描いています。

2021.03.23

 

オリジナル切手

 

オリジナル切手を作りました。顔シリーズ「青眼」「カチューシャの女」「ネコギャング」。のちマッチ箱に収納。マッチ箱はほんとうに万能。

2021.03.15

語りなおしシェイクスピア②リア王「ダンバー メディア王の悲劇」

 


語りなおしシェイクスピア②リア王「ダンバー メディア王の悲劇」
エドワード・セント・オービン作 小川高義さん訳(集英社)
装画を描きました。
撮影/大日本印刷 カバーデザイン/細野綾子さん

https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-773506-2

2021.03.05

「おもいつきの声と色」イベント 3/13、14


写真/西塁

「10cm」にて紙芝居のワークショップをします。

詳細はこちらから → 10cm

絵を描き、物語を読み、一緒に紙芝居をおもいつくまま自由につくりませんか。
描いていただいた絵をご自宅で飾れるように、木工デザイナー・三谷龍二さんが木製スタンドをつくってくださいます。
なお、開催に際しては感染症対策を徹底した上で行います。ご協力をよろしくお願いいたします。
日時/2021年3月13日(土)、3月14日(日)
場所/10cm (長野県松本市大手2丁目4-37)

お申込は10cmのHPより直接お申込みください。


バカヤロー。

 


朝日新聞の金曜ガリバー旅行記連載チェックしていたら、となりに痺れる広告が。

昨年お世話になった、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)。 
あの時間のおかげで、わたし自身新たな握り拳を腹中に芽生えさせることができたし、才能の芽吹きに触れるこの上ない悦びをもらいました。
PFFの大島渚賞第二回目の広告がカッコイイ。
坂本龍一さん、黒沢清さん、そしてPFFのディレクターでパンクでめちゃくちゃカッコイイ荒木啓子さんが、こっちにガツンと杭を打ち込んできた。
曲がりなりにも芸術を目指したい自分に気持ちよく刺さりました。
才能の発芽に水やりできる大人はカッコイイ。
映画は総合芸術だなと興奮しましたし、映画のおかげでPFF以降前よりひとが好きになりました。
でもきっと映画のみならず、とにかく芸術は人間の仕事なんだというこの悦びと興奮を私も絵でガンガン謳歌したい。

おもわず新聞広告を仕事部屋に貼りました。
新聞紙に印刷された大島渚さんの笑顔はキリキリ響いてきます。
該当者なし」という第二回目の決断、絵は異分野だから、とかじゃなく、自分にも響かせたいです。

元気でました。
 
2021.02.27

紙芝居『月への旅』

 


スパイラルのWEBマガジン「SPINNER」にて「おもいつきの声と色」紙芝居連載3回目更新。

https://spinner.fun/omoitsuki/3689/ 

https://youtu.be/RKXk2Sm49bI

02.20